
東京観光といえば、浅草寺とスカイツリーを一緒に回りたいと考える方は多いのではないでしょうか。
この2つのスポットは距離が近く、徒歩でも移動できることから、効率的に観光できる組み合わせとして人気を集めています。
しかし、実際にどのルートで回れば良いのか、どれくらいの時間がかかるのか、昼と夜ではどちらが良いのかなど、疑問をお持ちの方も少なくないでしょう。
この記事では、浅草寺とスカイツリーを効率よく楽しむための具体的な方法を詳しく解説します。
読み終えるころには、ご自身にぴったりの観光プランが見つかり、東京下町観光を満喫できる準備が整うことでしょう。
浅草寺とスカイツリーは徒歩約20分で回れる好立地

浅草寺と東京スカイツリーの観光を検討されている方への結論から申し上げますと、この2つのスポットは徒歩約20分の距離にあり、半日あれば十分に両方を楽しめます。
浅草寺は東京都内最古の寺院として知られ、雷門や仲見世通りなど見どころが豊富です。
一方、東京スカイツリーは高さ634mを誇る自立式電波塔で、地上350mの天望デッキと450mの天望回廊から東京の絶景を一望できます。
この2つの人気スポットを結ぶルートには、隅田川沿いの散策路やすみだリバーウォークが整備されており、移動そのものも観光の一部として楽しめるようになっています。
徒歩、電車、バス、タクシーなど複数の移動手段があるため、体力や天候に合わせて柔軟にプランを組むことが可能です。
浅草寺とスカイツリーを一緒に回るべき3つの理由
なぜ浅草寺とスカイツリーは一緒に回るのがおすすめなのでしょうか。
ここでは、その具体的な理由を3つの観点から解説します。
理由1:アクセスの良さが抜群
浅草寺と東京スカイツリーは、東京の観光スポットの中でも特にアクセスが良い組み合わせといえます。
浅草寺の最寄り駅である浅草駅からは、東武スカイツリーラインを利用すれば、とうきょうスカイツリー駅まで2駅です。
電車を使えば約5分程度で到着できます。
また、徒歩でも約20分程度と紹介されており、天気の良い日であれば散歩がてら歩いて移動するのも楽しい選択肢となります。
隅田川を渡る際には、スカイツリーを正面に望みながら歩けるため、写真撮影のスポットとしても人気があります。
主な移動手段と所要時間
- 徒歩:約20分(すみだリバーウォーク経由)
- 電車(東武スカイツリーライン):約5分
- バス:約10〜15分
- タクシー:約5〜10分
いずれの移動手段を選んでも、30分以内でもう一方のスポットに到着できるのが大きな魅力です。
理由2:すみだリバーウォークと東京ミズマチで散策が楽しい
2020年に開業したすみだリバーウォークと東京ミズマチの整備により、浅草とスカイツリーを結ぶ徒歩ルートがさらに魅力的になりました。
すみだリバーウォークは、隅田川にかかる歩行者専用の遊歩道橋です。
東武鉄道の鉄橋に併設されており、電車が通過する様子を間近で見られる珍しいスポットとなっています。
東京ミズマチは、東武鉄道の高架下を利用した商業施設です。
カフェやレストラン、雑貨店などが並び、浅草からスカイツリーへ向かう途中の休憩スポットとして最適といえます。
すみだリバーウォークの見どころ
- 隅田川の水面を眺めながらの散策
- 東武電車との並走体験
- スカイツリーを望む絶好の写真スポット
- 隅田公園との接続
この散策ルートができたことで、移動時間そのものが観光体験になったといえるでしょう。
理由3:昼夜で異なる楽しみ方ができる
浅草寺とスカイツリーは、訪れる時間帯によって全く異なる魅力を見せてくれます。
昼間は浅草寺周辺の下町散策がおすすめです。
雷門から続く仲見世通りでは、名物の雷おこしやきびだんご、人形焼きなどを楽しめます。
浅草寺の本堂や五重塔も、日中の明るい時間帯に参拝すると荘厳な雰囲気を感じられるでしょう。
一方、夕方以降はスカイツリーからの夜景が格別です。
天望デッキや天望回廊から見る東京の夜景は、訪れる価値のある絶景といわれています。
また、スカイツリー自体もライトアップされ、外から眺めても美しい姿を見せてくれます。
浅草寺の見どころを徹底解説
効率的な観光のためには、各スポットの見どころを把握しておくことが重要です。
まずは浅草寺の主要な見どころをご紹介します。
雷門(風雷神門)
浅草寺といえば、まず思い浮かぶのが雷門ではないでしょうか。
正式名称は「風雷神門」といい、942年に建立されたと伝えられています。
高さ3.9m、重さ約700kgの大提灯は、浅草のシンボルとして国内外から多くの観光客を引きつけています。
インスタ映えスポットとしても人気が高く、記念撮影をする方の姿が絶えません。
仲見世通り
雷門をくぐると、約250mにわたって続く仲見世通りが現れます。
日本で最も古い商店街のひとつといわれ、約90店舗が軒を連ねています。
仲見世通りで人気のグルメ
- 雷おこし:浅草の定番土産
- 人形焼き:あんこ入りの焼き菓子
- きびだんご:昔ながらの素朴な味わい
- 揚げまんじゅう:外はカリカリ、中はふんわり
- メロンパン:浅草名物として人気急上昇
食べ歩きを楽しみながら本堂へ向かうのが、浅草観光の醍醐味といえるでしょう。
本堂と五重塔
仲見世通りを抜けると、宝蔵門をくぐり、いよいよ本堂が見えてきます。
浅草寺の本尊である聖観世音菩薩が祀られており、東京のパワースポットとしても知られています。
本堂の隣には高さ53mの五重塔がそびえ立ち、浅草のランドマークとして親しまれています。
御朱印をいただける場所もあるため、御朱印集めをされている方はぜひお立ち寄りください。
浅草文化観光センター
雷門の向かい側にある浅草文化観光センターは、観光案内所としての機能に加え、無料の展望テラスがあることで知られています。
8階の展望テラスからは、雷門と仲見世通りを見下ろすことができ、浅草の街並みを一望できます。
スカイツリーも望めるため、2つのスポットを同時に写真に収められる穴場スポットとして人気を集めています。
東京スカイツリーの見どころを徹底解説
続いて、東京スカイツリーの主要な見どころをご紹介します。
天望デッキ(地上350m)
東京スカイツリーの展望台は2つのフロアに分かれており、まず訪れるのが地上350mの天望デッキです。
360度のガラス張りの空間から、東京の街並みを一望できます。
天気が良ければ、70km以上離れた富士山や筑波山も見えることがあります。
天望デッキの主な施設
- フロア350:展望エリア、ガラス床
- フロア345:SKYTREE CAFE、ショップ
- フロア340:レストラン「Sky Restaurant 634」
フロア350にあるガラス床は、足元から地上を見下ろせるスリル満点のスポットです。
天望回廊(地上450m)
さらに上の天望回廊は、地上450mに位置する日本一高い展望スポットです。
チューブ状の回廊を歩きながら、空中散歩のような体験ができます。
最高到達点である「ソラカラポイント」は451.2mの高さにあり、まさに雲の上にいるような感覚を味わえるでしょう。
東京ソラマチ
スカイツリーの足元に広がる東京ソラマチは、300以上の店舗が入る大型商業施設です。
ショッピングやグルメを楽しめるほか、すみだ水族館やプラネタリウム、郵政博物館など、様々な施設が入っています。
展望台に上らなくても十分に楽しめるのが、東京ソラマチの魅力といえます。
東京ソラマチのおすすめスポット
- すみだ水族館:都心型水族館でペンギンが人気
- コニカミノルタプラネタリウム天空:最新鋭の投映機を使用
- 郵政博物館:手紙や切手の歴史を学べる
- フードマルシェ:東京みやげが充実
モデルコース3選:目的別の回り方
ここからは、具体的なモデルコースを3つご紹介します。
ご自身の目的や時間に合わせて参考にしてください。
モデルコース1:定番の半日観光プラン
東京観光が初めての方や、効率よく両スポットを回りたい方におすすめの王道コースです。
タイムスケジュール例
- 10:00 浅草駅到着
- 10:15 雷門で記念撮影
- 10:30 仲見世通りを散策・食べ歩き
- 11:00 浅草寺本堂を参拝
- 11:30 浅草文化観光センターの展望テラスへ
- 12:00 浅草でランチ(天ぷらやうなぎなど)
- 13:30 すみだリバーウォーク・東京ミズマチを散策
- 14:30 東京スカイツリー到着
- 15:00 天望デッキ・天望回廊を見学
- 16:30 東京ソラマチでお土産購入
- 17:30 観光終了
所要時間は約7〜8時間で、両スポットをしっかり楽しめるプランとなっています。
モデルコース2:夜景を楽しむ夕方スタートプラン
スカイツリーの夜景を目当てに訪れる方におすすめのコースです。
タイムスケジュール例
- 15:00 浅草駅到着
- 15:15 仲見世通りを散策
- 15:45 浅草寺参拝
- 16:30 すみだリバーウォークを散策
- 17:00 東京ミズマチでカフェ休憩
- 17:30 東京スカイツリー到着
- 18:00 天望デッキへ(日没前に到着)
- 19:00 夜景を堪能
- 19:30 天望回廊へ
- 20:30 東京ソラマチで夕食
- 21:30 観光終了
日没の時間帯に展望台にいることで、夕暮れから夜景への変化を楽しめます。
季節によって日没時刻が変わるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
モデルコース3:家族旅行向けゆったりプラン
お子さま連れやシニアの方と一緒に回る場合は、無理のないペースで計画を立てることが大切です。
タイムスケジュール例
- 10:00 東京スカイツリー到着(朝は比較的空いている)
- 10:30 天望デッキを見学
- 11:30 すみだ水族館を見学
- 13:00 東京ソラマチでランチ
- 14:00 東京ミズマチを散策
- 14:30 すみだリバーウォークを渡る
- 15:00 浅草到着
- 15:15 仲見世通りでお土産購入・食べ歩き
- 16:00 浅草寺参拝
- 16:30 人力車体験(オプション)
- 17:30 観光終了
スカイツリーから浅草へ向かう逆ルートにすることで、朝の比較的空いている時間帯に展望台を楽しめます。
すみだ水族館も午前中は空いていることが多いため、家族連れには特におすすめです。
知っておきたい実用情報
観光をスムーズに楽しむために、事前に把握しておきたい情報をまとめました。
混雑を避けるコツ
浅草寺もスカイツリーも、時間帯や曜日によって混雑状況が大きく変わります。
混雑を避けるためのポイント
- 浅草寺:早朝(7:00〜9:00頃)は人が少なく、静かに参拝できる
- スカイツリー:平日の午前中が比較的空いている
- 仲見世通り:開店直後(9:30頃)か、夕方以降が狙い目
- 土日祝日:両スポットとも終日混雑する傾向がある
スカイツリーの展望台チケットは、事前にオンラインで日時指定券を購入しておくと、当日の待ち時間を短縮できます。
料金情報
2024年現在の主な料金情報をお伝えします。
最新の料金は公式サイトでご確認ください。
東京スカイツリー展望台
- 天望デッキ(350m):大人2,100円〜、中高生1,550円〜、小学生950円〜
- 天望デッキ+天望回廊セット:大人3,100円〜、中高生2,350円〜、小学生1,450円〜
料金は日時によって変動する仕組みとなっています。
平日や早朝・夜間は比較的安く設定されていることが多いようです。
浅草寺
- 参拝:無料
- 御朱印:300円程度
浅草寺の参拝は無料ですので、気軽に立ち寄ることができます。
周辺の立ち寄りスポット
時間に余裕がある場合は、以下のスポットも合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
浅草エリア
- 花やしき:日本最古の遊園地
- 隅田公園:桜の名所として有名
- 合羽橋道具街:料理道具の専門店街
- 今戸神社:招き猫発祥の地ともいわれる縁結びの神社
スカイツリーエリア
- すみだ水族館:ペンギンやクラゲが人気
- プラネタリウム天空:最新映像で星空を体験
- 郵政博物館:世界の切手を展示
- すみだ北斎美術館:葛飾北斎の作品を展示
季節ごとの楽しみ方
浅草寺とスカイツリーは、季節によって異なる魅力を見せてくれます。
春(3月〜5月)
隅田公園は桜の名所として知られており、約640本のソメイヨシノが咲き誇ります。
スカイツリーと桜を同時に写真に収められるスポットとしても人気があります。
夏(6月〜8月)
7月の隅田川花火大会は、東京を代表する夏の風物詩です。
スカイツリーの展望台から花火を眺めるプランも特別感があるでしょう。
また、浅草では夏祭りや縁日も開催されます。
秋(9月〜11月)
気候が穏やかで、散策に最適な季節です。
隅田川沿いの紅葉も美しく、快適に観光を楽しめます。
スカイツリーからは空気が澄んでいれば遠くまで見渡せます。
冬(12月〜2月)
冬はスカイツリーのライトアップが特に美しい季節です。
クリスマスや年末年始には特別なイルミネーションが施されることもあります。
浅草寺では初詣の参拝者で賑わいます。
まとめ:浅草寺とスカイツリーは東京観光の定番コース
この記事では、浅草寺とスカイツリーを効率よく回る方法について解説してきました。
改めてポイントを整理しますと、以下のようになります。
- 徒歩約20分で移動可能な好立地
- すみだリバーウォークと東京ミズマチの整備で散策ルートが魅力的に
- 昼は下町散策と寺社参拝、夜は夜景鑑賞と時間帯で楽しみ方が変わる
- 半日あれば両スポットを十分に満喫できる
- 電車・バス・タクシーなど移動手段の選択肢が豊富
東京の下町文化を感じられる浅草寺と、最先端の技術が集結した東京スカイツリー。
この2つを組み合わせることで、東京の「伝統」と「現代」を一度に体験できるのが、このコースの最大の魅力といえるでしょう。
初めての東京観光の方はもちろん、何度も東京を訪れている方にとっても、新しい発見があるエリアです。
すみだリバーウォークや東京ミズマチなど、比較的新しいスポットも加わり、以前訪れた方でも新鮮な気持ちで楽しめるようになっています。
次の東京旅行では、ぜひ浅草寺とスカイツリーを組み合わせた観光プランを立ててみてはいかがでしょうか。
この記事でご紹介したモデルコースを参考に、ご自身のペースに合わせてアレンジしていただければ幸いです。
きっと、思い出に残る東京観光になることでしょう。