
東京を代表する2つのタワー、東京タワーと東京スカイツリー。
観光で東京を訪れる際に「どっちに行けばいいのだろう」と迷われる方は非常に多いです。
どちらも素晴らしい展望台を持ち、東京の絶景を楽しめる人気スポットですが、実は高さや雰囲気、周辺環境など、それぞれに異なる魅力があります。
この記事では、東京タワーとスカイツリーを7つの観点から徹底比較し、あなたの旅の目的に合った選び方をご紹介します。
読み終わる頃には、「自分はこっちに行くべきだ」という答えが明確になっているはずです。
東京タワーとスカイツリーはどっちがおすすめ?結論は「目的次第」

結論からお伝えすると、東京タワーとスカイツリーのどっちがおすすめかは、あなたの旅の目的によって変わります。
簡潔にまとめると以下のようになります。
- 東京タワーがおすすめの方:昭和レトロな雰囲気を味わいたい、ロマンチックなデートがしたい、都心の街並みを近くで感じたい、混雑を避けたい
- スカイツリーがおすすめの方:世界一の高さからの絶景を体験したい、ショッピングや水族館も一緒に楽しみたい、浅草観光と組み合わせたい、家族連れで一日楽しみたい
各種調査によると、「東京のシンボル」としては東京タワーが支持される傾向にある一方、「観光スポットとして行きたい場所」としてはスカイツリーが約6割の支持を集めているとされています。
つまり、「歴史とノスタルジー」なら東京タワー、「迫力と利便性」ならスカイツリーという選び方が基本となります。
東京タワーとスカイツリーの基本情報を比較
まずは両タワーの基本的なスペックを整理しておきましょう。
それぞれの特徴を知ることで、どっちが自分に合っているか判断しやすくなります。
東京タワーの基本情報
東京タワーは1958年(昭和33年)に開業した、高さ333mの自立鉄塔です。
当時はテレビ・ラジオなどの電波塔として建設され、現在は主にFM放送やスカイツリーのバックアップ送信の役割を担っています。
- 高さ:333m
- 開業年:1958年
- 所在地:東京都港区芝公園
- 展望台:メインデッキ(150m)、トップデッキ(250m)
- 特徴:エッフェル塔を彷彿とさせる赤白の格子トラス構造
映画やドラマ、アニメに数多く登場してきた東京タワーは、「昔からの東京のシンボル」として多くの人々に愛されてきました。
周辺には増上寺や芝公園があり、歴史ある街並みの中に佇む姿が印象的です。
東京スカイツリーの基本情報
東京スカイツリーは2012年(平成24年)に開業した、高さ634mのタワーです。
自立式電波塔としては世界一の高さを誇り、ギネス世界記録にも認定されています。
- 高さ:634m
- 開業年:2012年
- 所在地:東京都墨田区押上
- 展望台:天望デッキ(350m)、天望回廊(450m)
- 特徴:「東京スカイツリータウン」として商業施設と一体開発
スカイツリーは関東エリアの地上デジタル放送の主送信塔として機能するだけでなく、東京ソラマチやすみだ水族館を併設した巨大観光施設でもあります。
近未来的でスタイリッシュなデザインは、「平成から令和の新しい東京の顔」と呼ばれています。
7つの観点から見る東京タワーとスカイツリーの違い
ここからは、具体的な比較ポイントを7つの観点から詳しく解説していきます。
それぞれの項目で「どっち向きか」を明確にしていますので、ご自身の優先順位と照らし合わせてみてください。
高さと眺望の迫力で選ぶならどっち?
高さと眺望の迫力を重視するなら、スカイツリーが圧倒的に優位です。
スカイツリーの高さ634mは、東京タワーの333mのほぼ2倍にあたります。
展望台の高さも大きく異なり、スカイツリーの天望回廊(450m)は東京タワーのトップデッキ(250m)の約1.8倍の高さがあります。
スカイツリーの天望回廊からは、関東平野を一望できる圧倒的な俯瞰ビューが楽しめます。
晴れた日には富士山や筑波山まで見渡せることもあり、その開放感は他では味わえないものです。
一方で、東京タワーならではの魅力もあります。
高さが「高すぎない」ことで、地上の街並みが模型のようにならず、建物や道路、人々の生活が「リアルな距離感」で見えます。
東京の街を「見下ろす」というより「眺める」感覚に近く、親しみやすい景色が広がります。
結論:圧倒的なスケール感を体験したいならスカイツリー、街並みの臨場感を楽しみたいなら東京タワーがおすすめです。
夜景の美しさで選ぶならどっち?
夜景については、どちらも高い評価を得ていますが、見え方が異なります。
スカイツリーからの夜景は、東京の光の海を「上空から一望する」感覚です。
高度が高いため、ビル群の灯りが宝石箱をひっくり返したように広がり、東京のスケール感を実感できる圧巻の景色となります。
写真映えする夜景を高所から撮影したい方にはぴったりです。
東京タワーからの夜景は、ビル群や道路のライトアップを「近い距離で感じられる」のが特徴です。
車のヘッドライトの流れや、オフィスビルの窓明かりなど、温かみのある夜景という声が多く聞かれます。
ドラマや映画のワンシーンのような、ロマンチックな雰囲気を求める方に人気があります。
また、両タワーともライトアップが美しいことで知られています。
東京タワーは「ランドマークライト」と「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」など、季節やイベントによって様々な演出が楽しめます。
スカイツリーも「粋」「雅」「幟」といったライティングパターンがあり、外から眺めるのも一興です。
結論:ロマンチックなデート向きの夜景なら東京タワー、東京の大パノラマ夜景を撮影したいならスカイツリーがおすすめです。
料金とコストパフォーマンスで選ぶならどっち?
入場料金を比較すると、東京タワーの方がリーズナブルです。
大人料金の目安は以下の通りです(料金は変動する場合がありますので、最新情報は公式サイトでご確認ください)。
- 東京タワー メインデッキ:約1,200円程度
- 東京タワー トップデッキツアー:約3,000円程度(要予約)
- スカイツリー 天望デッキ:約2,100円程度
- スカイツリー 天望デッキ+天望回廊:約3,100円程度
単純な展望台の入場料だけを見ると、東京タワーの方が数百円から千円程度お得になります。
ただし、コストパフォーマンスは「滞在時間」も含めて考える必要があります。
スカイツリーには東京ソラマチという大型商業施設が併設されており、300以上の店舗でショッピングや食事が楽しめます。
さらに、すみだ水族館やプラネタリウムもあり、一日中過ごすことが可能です。
東京タワー内にもフットタウンという商業施設がありますが、規模はスカイツリータウンほど大きくありません。
ただし、周辺の増上寺や芝公園、六本木エリアと組み合わせれば、充実した観光が楽しめます。
結論:展望台だけを楽しむなら東京タワー、一日かけて複合施設を満喫するならスカイツリーがコスパが良いと言えます。
アクセスと立地で選ぶならどっち?
アクセスの良さについては、どちらも駅から近く便利ですが、周辺の観光エリアが大きく異なります。
東京タワーへのアクセス
- 都営大江戸線「赤羽橋駅」から徒歩約5分
- 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」から徒歩約7分
- 都営三田線「御成門駅」から徒歩約6分
東京タワーは港区芝公園に位置し、都心のど真ん中にあるのが特徴です。
周辺には増上寺、芝公園、芝東照宮などの歴史的スポットがあります。
少し足を延ばせば、六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、麻布十番など、おしゃれなエリアへもアクセスしやすい立地です。
スカイツリーへのアクセス
- 東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」直結
- 東京メトロ半蔵門線・都営浅草線「押上駅」直結
スカイツリーは墨田区押上に位置し、浅草や両国といった下町エリアの観光と組み合わせやすいのが魅力です。
浅草寺や雷門へは徒歩でも約15分、隅田川沿いを散策しながら向かうことができます。
江戸東京博物館のある両国エリアや、隅田川クルーズの乗り場も近くにあります。
結論:六本木・麻布・虎ノ門など都心部を回りたいなら東京タワー、浅草・両国など下町観光を楽しみたいならスカイツリーがおすすめです。
混雑状況と待ち時間で選ぶならどっち?
混雑を避けたい方には、東京タワーの方が比較的空いている傾向があります。
スカイツリーは開業から10年以上経った現在も、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。
特に土日祝日やゴールデンウィーク、夏休みなどの長期休暇には、チケット購入やエレベーターに長い待ち時間が発生することがあります。
日時指定券を事前にオンラインで購入しておくことで、待ち時間を短縮できます。
東京タワーも観光客に人気がありますが、スカイツリーほどの混雑にはならないケースが多いとされています。
特に平日や夕方以降は比較的ゆったりと見学できることが多いです。
どちらのタワーも、混雑を避けるためには以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。
- 平日の午前中または夕方以降を狙う
- 事前にオンラインでチケットを購入する
- 長期休暇や連休を避ける
- 雨の日は意外と空いていることがある
結論:混雑を避けてゆっくり楽しみたいなら東京タワー、人気スポットの賑わいを楽しみたいならスカイツリーという選び方もあります。
子連れ・家族旅行で選ぶならどっち?
お子様連れの家族旅行には、スカイツリーの方が充実した施設が揃っています。
東京スカイツリータウンには、子供が喜ぶ施設が豊富です。
すみだ水族館では、ペンギンやチンアナゴなどの人気生物を間近で観察できます。
プラネタリウム「天空」では、美しい星空を楽しむことができます。
東京ソラマチにはキッズ向けのショップやレストランも多く、一日中飽きずに過ごせる環境が整っています。
東京タワーにも、フットタウン内にワンピースの体験型テーマパーク「TOKYO ONE PIECE TOWER」(現在は終了)があったように、時期によって様々なイベントや展示が開催されています。
また、階段で展望台まで登る「オープンエア外階段ウォーク」は、お子様の冒険心をくすぐる人気アクティビティです。
ただし、総合的な施設の充実度では、複合施設として開発されたスカイツリータウンに軍配が上がります。
授乳室やおむつ替えスペースも各所に設置されており、小さなお子様連れでも安心です。
結論:子連れで一日楽しみたいならスカイツリー、短時間でサクッと展望台を楽しみたいなら東京タワーがおすすめです。
デートで選ぶならどっち?
デートでの利用については、目的とカップルの好みによって分かれます。
東京タワーは、「ロマンチックな雰囲気」を重視するカップルに人気があります。
数々のドラマや映画、アニメの舞台となってきた東京タワーには、独特のノスタルジックな魅力があります。
メインデッキには「ルックダウンウィンドウ」というガラス床があり、145mの高さから真下を覗き込むスリルを一緒に体験できます。
周辺の増上寺や芝公園を散策してから夜景を見に行く、というコースも定番です。
スカイツリーは、「一日デート」を楽しみたいカップルに向いています。
展望台での絶景を楽しんだ後、東京ソラマチでショッピングや食事を楽しむことができます。
天望回廊のガラス張りの回廊は、450mの高さを歩く非日常的な体験ができます。
浅草まで足を延ばして、下町デートを楽しむのもおすすめです。
どちらもプロポーズスポットとして利用されることがありますが、東京タワーの「トップデッキツアー」は特別感があり、記念日デートに選ばれることが多いとされています。
結論:ロマンチックな雰囲気を重視するなら東京タワー、アクティブに一日デートを楽しみたいならスカイツリーがおすすめです。
東京タワーとスカイツリー、周辺観光スポットの魅力
どちらのタワーを選ぶかは、周辺で訪れたい観光スポットによっても変わってきます。
それぞれのエリアの見どころをご紹介します。
東京タワー周辺のおすすめスポット
東京タワーのある港区芝公園エリアには、歴史と現代が融合した魅力的なスポットが点在しています。
増上寺
東京タワーのすぐ隣にある浄土宗の大本山です。
徳川将軍家の菩提寺として知られ、徳川家の墓所があります。
東京タワーを背景にした山門の写真は、東京を代表する景観として有名です。
芝公園
日本で最も古い公園の一つで、広大な緑地が広がります。
東京タワーを見上げながらのんびり過ごすのに最適な場所です。
春には桜の名所としても知られています。
六本木ヒルズ・東京ミッドタウン
東京タワーから徒歩圏内にある大型複合施設です。
森美術館や21_21 DESIGN SIGHTなど、アートスポットも充実しています。
高級感のあるショッピングやグルメを楽しめます。
虎ノ門ヒルズ
近年開発が進む虎ノ門エリアのランドマークです。
最新のオフィスビルと商業施設が一体となった都市型複合施設となっています。
スカイツリー周辺のおすすめスポット
スカイツリーのある墨田区・押上エリアは、下町情緒あふれる観光スポットが豊富です。
浅草寺・雷門
東京を代表する観光名所で、スカイツリーから徒歩約15分の距離にあります。
仲見世通りでは、人形焼きや雷おこしなどのお土産を買うことができます。
外国人観光客にも大人気のスポットです。
東京ソラマチ
スカイツリーの足元に広がる大型商業施設です。
300以上の店舗が入り、ファッション、雑貨、グルメなど幅広いジャンルが揃っています。
スカイツリー限定グッズを扱うショップも人気があります。
すみだ水族館
東京ソラマチ内にある都市型水族館です。
ペンギンやチンアナゴが人気で、夜間開館している日もあります。
デートや家族連れに好評のスポットです。
隅田川クルーズ
浅草から日の出桟橋などを結ぶ水上バスが運航しています。
スカイツリーや東京の街並みを船上から眺める贅沢な体験ができます。
お台場方面へのアクセスとしても利用できます。
両国エリア
相撲の聖地・国技館や、江戸東京博物館があるエリアです。
ちゃんこ鍋の名店も多く、グルメも楽しめます。
東京タワーとスカイツリー、時間があれば両方訪れるのもおすすめ
ここまで様々な観点から比較してきましたが、時間に余裕があるなら両方訪れることをおすすめします。
2つのタワーは、それぞれ全く異なる魅力を持っています。
東京タワーの昭和レトロな温かみと、スカイツリーの近未来的なスケール感は、どちらも東京でしか味わえない体験です。
効率的に両方を回るなら、以下のようなプランがおすすめです。
1日で両方を回るプラン例
- 午前中:スカイツリー+東京ソラマチでショッピング
- 昼食:浅草で下町グルメを堪能
- 午後:浅草寺・仲見世通りを散策
- 夕方:東京タワーへ移動(電車で約30分)
- 夜:東京タワーで夜景を楽しむ
このプランなら、昼間の明るい時間帯にスカイツリーからの大パノラマを楽しみ、夕暮れ時から夜にかけて東京タワーのロマンチックな夜景を堪能できます。
もちろん、順番を逆にして、午前中に東京タワー、夜にスカイツリーというプランも可能です。
スカイツリーの天望回廊から見る夜景も絶景ですので、お好みで選んでみてください。
まとめ:東京タワーとスカイツリー、どっちを選ぶかは旅の目的次第
東京タワーとスカイツリー、どっちに行くべきかという問いに対する答えは、「あなたの旅の目的によって変わる」ということになります。
最後に、この記事のポイントを整理しておきます。
東京タワーがおすすめの方
- 昭和レトロな雰囲気を味わいたい方
- ロマンチックなデートを楽しみたいカップル
- 都心の街並みを近い距離で眺めたい方
- 混雑を避けてゆっくり見学したい方
- 六本木・麻布・虎ノ門エリアも観光したい方
- リーズナブルに展望台を楽しみたい方
東京スカイツリーがおすすめの方
- 世界一の高さからの絶景を体験したい方
- ショッピングや水族館も一緒に楽しみたい方
- 浅草観光と組み合わせたい方
- 家族連れで一日楽しみたい方
- 下町の雰囲気を味わいたい方
- インスタ映えする写真を撮りたい方
どちらを選んでも、東京ならではの素晴らしい景色と思い出が待っています。
大切なのは、自分が何を求めているかを明確にすることです。
この記事が、あなたの東京観光の参考になれば幸いです。
ぜひ、あなたにぴったりのタワーを選んで、素敵な東京の思い出を作ってください。
そして、もし時間が許すなら、ぜひ両方のタワーを訪れてみてください。
東京タワーとスカイツリー、2つの視点から眺める東京は、きっと特別な体験になるはずです。