
浅草寺へ自転車やバイクで行こうと考えたとき、「駐輪場はどこにあるのだろう」「境内に停められるのだろうか」と疑問に思われる方は多いのではないでしょうか。
実は、浅草寺には参拝者向けの専用駐輪場がほとんど用意されておらず、周辺の区営駐輪場や民間のコイン駐輪場を利用することが基本となります。
この記事では、浅草寺周辺で利用できる駐輪場の場所・料金・営業時間を詳しくご紹介します。
自転車で参拝される方、バイクでツーリングがてら浅草観光を楽しまれる方のどちらにも役立つ情報をまとめていますので、ぜひ参考になさってください。
浅草寺の駐輪場は境内にはなく周辺施設を利用する

結論から申し上げますと、浅草寺の境内には参拝者が利用できる公式の駐輪場は設置されていません。
そのため、自転車やバイクで浅草寺を訪れる際は、浅草寺周辺にある台東区営の駐輪場、つくばエクスプレス浅草駅付近の駐輪場、または民間のコインパーキング型駐輪場などを利用することになります。
浅草寺は東京を代表する観光名所であり、雷門や仲見世通りには連日多くの参拝客や観光客が訪れます。
特にインバウンド需要の回復に伴い、休日や連休には浅草エリア全体が混雑する傾向にあるとされています。
駐輪場についても例外ではなく、人気の駐輪場は満車になりやすい状況が続いているようです。
事前にどのような駐輪場があるのか、どの程度の料金がかかるのかを把握しておくことで、当日スムーズに参拝や観光を楽しむことができます。
浅草寺周辺に駐輪場が必要な理由と違法駐輪のリスク
境内への駐輪は禁止されている
浅草寺を訪れる方の中には、「境内のどこかに自転車を停めておけばよいだろう」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、浅草寺境内に自転車やバイクを駐輪することは認められておらず、違法駐輪として撤去の対象となる可能性があります。
台東区では違法駐輪対策を積極的に進めており、浅草エリアも重点的な取り締まり区域に含まれているとされています。
撤去された場合は保管料を支払って引き取りに行く必要があり、手間も費用もかかってしまいます。
観光客の増加と駐輪需要の高まり
浅草エリアは近年、国内外からの観光客が急増しています。
電車やバスで訪れる方が多い一方で、近隣にお住まいの方や都内をサイクリングで巡る方、バイクツーリングで立ち寄る方など、自転車・バイクで来訪される方も少なくありません。
こうした需要に応えるため、台東区や民間事業者による駐輪場の整備が進められてきました。
時間貸しの駐輪場だけでなく、事前予約ができる駐車場サービス(特P、akippaなど)も広く利用されるようになっています。
マナーを守って快適な観光を
浅草は下町の風情が残る観光地として多くの方に愛されています。
駐輪場を正しく利用することは、地域の景観を守り、他の観光客や地元の方々への配慮にもつながります。
ぜひ指定された駐輪場を利用し、マナーを守った観光を心がけていただければと思います。
自転車で浅草寺へ行く際に利用できる駐輪場一覧
ここからは、自転車で浅草寺を訪れる方が利用できる主な駐輪場をご紹介します。
それぞれの駐輪場について、住所・営業時間・収容台数・浅草寺までのおおよその距離をまとめています。
つくばエクスプレス浅草駅北自転車駐車場
つくばエクスプレス(TX)浅草駅の北側に位置する区営駐輪場です。
- 住所:台東区浅草2-13
- 利用可能時間:5:00〜翌0:30とされています
- 収容台数:自転車約300台とされています
- 浅草寺まで:徒歩約5〜7分程度
TX浅草駅から浅草寺方面へ向かう際に便利な立地で、収容台数も比較的多いため、まず最初に検討したい駐輪場のひとつです。
つくばエクスプレス浅草駅南自転車駐車場
同じくTX浅草駅の南側にある駐輪場です。
- 住所:台東区浅草1-25
- 利用可能時間:5:00〜翌0:30とされています
- 収容台数:自転車約460台とされています
- 浅草寺まで:徒歩約5〜8分程度
北駐輪場よりも収容台数が多く、観光客だけでなく通勤・通学利用も多い大型駐輪場として知られています。
北駐輪場が満車の場合の代替候補としても有効です。
台東区立 隅田公園自転車駐車場
隅田川沿いの隅田公園内に設置されている大規模な駐輪場です。
- 住所:台東区花川戸1-1(隅田公園内)
- 利用可能時間:5:00〜翌0:30とされています
- 収容台数:自転車約974台とされています
- 浅草寺まで:徒歩約10〜12分程度
浅草寺からはやや距離がありますが、収容力が非常に大きいため満車になりにくいという利点があります。
隅田公園で桜や花火を楽しむ際にも活用できる駐輪場です。
浅草寺周辺の駐輪場が混雑している場合の「第2候補」として覚えておくと安心です。
浅草駅東駐輪場・西駐輪場
東京メトロ銀座線・都営浅草線・東武スカイツリーラインが乗り入れる浅草駅周辺には、東駐輪場と西駐輪場があります。
- 東駐輪場:雷門付近に位置し、雷門から浅草寺へ向かう導線に便利
- 西駐輪場:吾妻橋方面に位置し、東京スカイツリーや隅田川沿いの観光と組み合わせやすい
どちらも定期利用と一時利用の両方に対応しており、観光客の方も気軽に利用できる駐輪場です。
地下駐輪場となっている場合もあり、雨天時にも自転車を保護できるメリットがあります。
その他の一時利用可能な駐輪場
浅草寺周辺には、上記以外にも民間運営のコイン駐輪場が点在しています。
一部の駐輪場では、2時間無料、その後4時間ごとに200円といった料金設定がなされているケースもあり、短時間の参拝や観光に適しています。
ただし、民間駐輪場は収容台数が少ない場合が多く、休日には早い時間帯から満車になることもあります。
料金体系は変更される可能性がありますので、利用前に現地の看板や公式情報をご確認ください。
バイクで浅草寺へ行く際に利用できる駐車場一覧
続いて、バイク(原付から大型バイクまで)で浅草寺を訪れる方向けの駐車場をご紹介します。
自転車の駐輪場とバイクの駐車場は分かれていることがほとんどですので、バイクの方は以下の情報を参考になさってください。
TOBU PARK浅草第7駐車場(バイク対応)
東武不動産が運営するパーキングで、バイク専用区画が用意されています。
- 住所:台東区浅草2丁目28
- 浅草寺まで:約150〜170m程度
浅草寺の観音堂裏から非常に近いという好立地が特徴です。
バイクで浅草寺参拝をされる方にとって、最も便利な選択肢のひとつと言えます。
雷門地下駐車場(バイク対応)
雷門の正面付近にある地下駐車場で、バイク用スペースが設けられています。
- 住所:台東区雷門2-18先(浅草雷門前)
- 営業時間:7:00〜23:00とされています(夜間は入出庫不可)
- 収容台数:バイク12台とされています
- 料金目安:30分ごとに50円、夜間は2時間ごとに50円とされています
雷門から仲見世通りを歩いて浅草寺へ向かいたい方に適した立地です。
観光の定番ルートを楽しみたい場合におすすめの駐車場ですが、収容台数が少ないため早めの到着が望ましいでしょう。
ファインパーキング西浅草第1(バイク対応)
24時間利用可能なバイク駐車場です。
- 住所:台東区西浅草2-12-2付近
- 利用可能時間:24時間
- 収容台数:3台(中型・大型・原付兼用)とされています
- 料金目安:オールタイム30分100円、入庫から12時間まで最大1,000円(1回限り)とされています
夜まで浅草観光を楽しみたい方やツーリングの途中で立ち寄る方に向いています。
24時間いつでも出し入れできる点が大きなメリットです。
スパーク浅草(バイク駐車場)
料金を重視する方におすすめの駐車場です。
- 住所:台東区浅草5-16-2
- 営業時間:24時間
- 収容台数:3台とされています
- 料金目安:24時間ごとに400円とされています
浅草寺から少し離れた場所にありますが、1日あたりの料金が安い穴場的な駐車場です。
長時間滞在する予定の方や、駐車料金を抑えたい方は検討されてみてはいかがでしょうか。
予約制駐車場サービスを活用する方法
近年は、事前に駐車場を予約できるサービスが普及しています。
休日や連休など混雑が予想される日には、予約制サービスの利用を検討されることをおすすめします。
特P(とくピー)の活用
特Pは、個人や法人が所有する空きスペースを駐車場として貸し出すサービスです。
- 浅草寺周辺でバイク駐車場が約11件程度掲載されているとされています
- 料金目安:最大13時間で400〜500円程度の格安駐車場もあるようです
- 「浅草寺徒歩4分」「花やしきすぐ」といった好立地の駐車場も見つかります
事前予約ができるため、当日満車で困る心配がありません。
浅草寺参拝の日程が決まっている場合は、早めに予約しておくと安心です。
akippaの活用
akippaも特Pと同様に、空きスペースを駐車場として利用できるサービスです。
- 主に自動車向けの駐車場が多いですが、バイク対応の駐車場もあります
- 最大料金や貸出時間などを事前に確認して予約できます
複数のサービスを比較して、料金・立地・予約可能時間などを総合的に判断されることをおすすめします。
タイムズのBなど他のサービス
タイムズのBをはじめ、さまざまな駐車場予約サービスが存在します。
それぞれのサービスで掲載されている駐車場が異なりますので、複数のサービスをチェックして最適な駐車場を見つけるのがよいでしょう。
浅草寺周辺の駐輪場選びのポイント
ここまでご紹介した駐輪場・駐車場の中から、どの施設を選ぶべきか迷われる方もいらっしゃるかもしれません。
以下のポイントを参考に、ご自身の目的に合った駐輪場を選んでください。
短時間の参拝なら浅草寺に近い駐輪場を優先
浅草寺への参拝がメインで、1〜2時間程度で済ませたい場合は、浅草寺から徒歩5分以内の駐輪場を優先して探すのがおすすめです。
具体的には、以下の駐輪場が候補となります。
- つくばエクスプレス浅草駅北自転車駐車場
- つくばエクスプレス浅草駅南自転車駐車場
- TOBU PARK浅草第7駐車場(バイクの場合)
- 雷門地下駐車場(バイクの場合)
半日以上の観光なら料金と収容台数を重視
浅草寺だけでなく、仲見世通りでの食べ歩き、花やしきでの遊園地体験、隅田川沿いの散策なども楽しむ場合は、滞在時間が長くなります。
このような場合は、以下の点を重視して駐輪場を選びましょう。
- 最大料金の設定がある駐輪場(料金を抑えられる)
- 収容台数が多い駐輪場(満車リスクが低い)
- 24時間営業の駐輪場(時間を気にせず観光できる)
隅田公園自転車駐車場やスパーク浅草などが候補となります。
休日や連休は早めの到着または予約がおすすめ
浅草エリアは休日や連休に非常に混雑します。
駐輪場も例外ではなく、午前中の早い時間帯から満車になることも珍しくありません。
混雑が予想される日には、以下の対策を検討してください。
- 午前9時頃までに到着する
- 予約制サービス(特P、akippaなど)で事前に確保する
- 複数の駐輪場をあらかじめ調べておき、満車時の代替候補を把握しておく
浅草寺と合わせて訪れたい周辺スポット
自転車やバイクで浅草を訪れるのであれば、浅草寺だけでなく周辺の観光スポットも巡ってみてはいかがでしょうか。
以下に、浅草寺からアクセスしやすい人気スポットをご紹介します。
雷門と仲見世通り
浅草寺の入口にあたる雷門は、大きな赤い提灯が印象的な観光名所です。
雷門をくぐると続く仲見世通りには、浅草ならではの土産物店や食べ歩きグルメのお店が軒を連ねています。
浅草花やしき
浅草寺のすぐ近くにある日本最古の遊園地です。
レトロな雰囲気のアトラクションが楽しめ、大人から子どもまで幅広い世代に親しまれています。
隅田公園
隅田川沿いに広がる公園で、桜の名所としても知られています。
東京スカイツリーを望む景観が美しく、散策やピクニックにおすすめのスポットです。
東京スカイツリー
浅草から隅田川を渡った先にそびえる電波塔です。
自転車やバイクであれば、浅草寺から東京スカイツリーまで気軽に移動できます。
かっぱ橋道具街
浅草寺から少し北に進むと、プロの料理人も通う調理道具の専門店街があります。
食品サンプルや和食器など、見ているだけでも楽しめるスポットです。
浅草寺駐輪場の情報まとめ
改めて、この記事でご紹介した浅草寺周辺の駐輪場情報を整理します。
自転車駐輪場のまとめ
- つくばエクスプレス浅草駅北自転車駐車場:約300台、浅草寺まで徒歩約5〜7分
- つくばエクスプレス浅草駅南自転車駐車場:約460台、浅草寺まで徒歩約5〜8分
- 台東区立隅田公園自転車駐車場:約974台、浅草寺まで徒歩約10〜12分
- 浅草駅東・西駐輪場:雷門・吾妻橋付近、一時利用可
バイク駐車場のまとめ
- TOBU PARK浅草第7駐車場:浅草寺まで約150〜170m、非常に近い
- 雷門地下駐車場:12台、雷門正面付近、7:00〜23:00
- ファインパーキング西浅草第1:3台、24時間、最大1,000円(12時間)
- スパーク浅草:3台、24時間、24時間ごと400円
予約制サービス
- 特P:浅草寺周辺でバイク駐車場約11件、最大13時間400〜500円程度
- akippa:自動車・バイク対応、事前予約可能
- タイムズのB:複数サービスを比較して最適な駐車場を選択
料金や営業時間は変更される場合がありますので、利用前に現地看板や各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。
自転車やバイクで浅草寺を訪れる方へ
浅草寺は東京を代表する観光スポットのひとつであり、国内外から多くの方が参拝に訪れます。
自転車やバイクで気軽にアクセスできるのは大きな魅力ですが、駐輪場の確保には少し注意が必要です。
この記事でご紹介したように、浅草寺境内には駐輪場がありませんので、周辺の区営駐輪場や民間駐車場をあらかじめ調べておくことが大切です。
特に休日や連休には混雑が予想されますので、早めの到着や予約制サービスの活用を検討されてみてください。
駐輪場を正しく利用することは、浅草の街並みを守り、快適な観光環境を維持することにもつながります。
ぜひマナーを守りながら、浅草寺参拝や浅草観光をお楽しみください。
仲見世通りでの食べ歩き、雷門での記念撮影、花やしきでのアトラクション体験、隅田川沿いの散策など、浅草には魅力的なスポットがたくさんあります。
自転車やバイクという機動力を活かして、浅草周辺を存分に楽しんでいただければ幸いです。